「ネットは広大だわ」と、大人たちの本音を眺めて思ったこと
「ネットは広大だわ……」
攻殻機動隊のこの言葉を聞くと、私はいつも、
インターネットには人生の先輩たちの本音が、
数え切れないほど転がっていることを、ふと思い出します。
ネットに溢れる大人たちのリアルな声
ネットには、私も含めてよいかはわかりませんが、
人生の酸いも甘いも噛み分けた大人たちの
リアルな本音が溢れているといってよいでしょう。
彼らが語る「若い頃の真理」の多くは、
概ねこんな感じじゃないでしょうか?
資産形成や健康への後悔。
他人の目ばかり気にして、
若さという最大のエネルギーを
自分のために使い切れなかったという嘆き。
特に、私も心を寄せてしまうのは、
年齢とともに自然な出会いが減っていく現実を前に、
「もっと若いうちに主体的に動くべきだった」
という切実な声です。
嘆くだけで終わらないのが大人の賢さ
でも、その失ったエネルギーを嘆くだけで終わらないのが、
大人の賢さだと思います。
例えば、『インターネット老人会』と言われて久しい
5ちゃんねるの「おっさんでも出来る趣味を教えろ」
などの話題を語るスレッドに目を移すと、
そこには他人にマウントを取るためではなく、
盆栽や読書、ドライブやラジコンや料理やゲームなど、
「自分が本当に心地よいと思えるソロ空間」を静かに楽しむ姿があります。
若い頃は「勝手に人間関係が降ってくる」
若いうちはコミュニティや恋愛という
「他者との繋がり」が人生の中心になりがちです。
なぜなら、若い頃(学生時代や20代前半まで)は、
学校、バイト、サークル、新入社員コミュニティなど、
「特に努力しなくても新しい人間関係が向こうから降ってくる環境」にいます。
年齢とともに出会いは減り、関係は固定化する
しかし、年齢を重ねるごとに、
周囲の結婚・家庭環境の変化で、
友人づての新ジャンルの出会いが激減したり、
職場と家の往復になり、人間関係が完全に固定化します。
中には、家族を失う人もいるでしょう。
大人になってからの主役は「自分」
でも、年齢を重ねてからの主役はどこまでも「自分」です。
それは家族が自分から離れていっても同じです。
若い頃の後悔を教訓に、
これからは世間のレールや他人の評価から脱却し、
自分のための時間と健康、
そして本当に好きな趣味へと投資していく。
それこそが、大人になってから手にする「本当の自由」であり、
成熟した人生の歩み方なのかもしれない、私はそう思います。
背負子むは、今日もちゃんと動いています。
「いい大人がパソコンやゲームかよ」っていうコトを気にせずに、
ショイコは今日もコントローラーとトラックボールを握っています。